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12ヶ月12人への取材を終えて

20170927_shuzai

昨年、大阪のある区の広報誌を年間契約で制作させていただいておりました。

「区民参加型の「人の繋がり」を感じさせる広報誌にしたい!」
というご要望のもと、大幅なリニューアルに伴う編集企画からスタート。

紙面の1番の目玉である「区民参加のページ」では、
毎号、区で活躍されている方々へ取材をさせていただきました。

12ヶ月に渡り、自然保護活動をされている方、
子どもの安全を見守り続けている方、農家の方、
老舗洋菓子店の社長、バスケット選手、いじめ問題に取り組む教授…などなど、
実に様々な方々へ取材をさせていただきました。

多くの方は、その方の活動拠点である現地に出向いての取材となり、
実際に現場を体験しながらの取材は、とても有意義で勉強にもなりました。

自然保護活動の一環として、毎月開催されている観察ツアーに参加しながらの取材。
大阪にもまだまだ自然が残っていることの期待感と
無責任なペットの飼い方による生態系の変化などによる危機感を
まじまじと実感しました。

学生時代に励んだ大好きなバスケットボール。
取材させていただいた選手と偶然にも地元が同じく、年代も近かったこともあり、
より踏み込んだ質問やオフの過ごし方などをお伺いすることができ、
とても楽しい取材となりました。

ねぎ農家のお宅へ取材をさせていただいた際は、
水々しいねぎや人参を、抱えきれないほどたくさん持ち帰らせていただきました。

老舗洋菓子店の若社長。大阪ならではの下町の人情味溢れる雰囲気と、
精力的に新しいことに挑戦するパワーの持ち主。
どこか懐かしい、ホッとする人気の味の秘密がわかったような気がします。

一大祭りを取材した際には、炎天下の中での1日取材となりました。
カメラを片手に1日中走り回り、最後には祭りの達成感まで味わうことができました。

皆さん、自らの活動にとても誇りを持って取り組まれておられ、輝いていました。
取材をさせていただき、広報誌に掲載されることをとても喜んでくださいました。

「人に誇れること」は、「ずば抜けたこと」だけを求めるのでなく、
「自らが、その道に自信と誇りと楽しみを持って取り組むこと」
から生まれるのだと感じました。

これからも、様々な取材を通して、
たくさんの方から素敵なお話を聞けるのが楽しみです!