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一瞬で「らしさ=価値」を伝える、 ダイレクトメール とは?

お世話になっている各社様へ法人設立のご案内状を送らせて頂きました。

文章・デザイン・紙の種類・サイズなど、普段はクライアント様と打ち合わせを重ね、提案・制作する立場にありますが、今回は自らの法人設立のご案内状を考案する中で、自分たちの目指す方向性やデザイン性を改めて立ち返る良い機会にもなりました。

普段、郵便受けから取り出し、何気なく目にしているダイレクトメール(DM)。
その多くは、残念ながら開けることなく処分されてしまうこともしばしば。
どこから、どのような内容の情報が送られてきたのか、
自分にとって有益な情報か?それを瞬時に判断し、
開封するもの・処分するものの判別をされている方も多いのでは。

では、数ある情報の中に埋もれることなく、
価値ある情報として判別してもらい、いかにDMに目を通してもらうか。

それは、いわば「一瞬」の勝負です。

特に昨今は、メールやSNSなどを通じたDMが多く、「限定」「無料サンプル」「特別ご招待」…などなど、あらゆるセールスコピーが蔓延している中で、消費者も随分と選別する能力とスピードがついてきています。

一方、形あるDMを送付する場合は、「第一印象」が伴います。

 

・色づかい→優しさ、ナチュラルさ、力強さ、など印象付けたいイメージの色づかい etc

・形→定型・商品などを形取った形・中身を覗かせた形  etc

・紙質→商品写真を美しく見せる、ナチュラル感を出す、高級感を演出  etc

・デザイン→親近感、インパクト狙い、重要な要素のみを強調、写真のビジュアルを全面に etc

 

特にアパレル、化粧品、不動産などのDMであれば、そのブランドの印象付けに繋がり、商品・店舗・物件イメージを反映することで、狙ったターゲット層に響く可能性が高まります。特に高額な品を訴求する際には、紙の触り心地一つで印象が大きく変わります。

初対面の人に対して、服装や髪型、言葉遣いなどから、どんな人柄かを想像し、
「この人と気が合いそう!」と感じたり、逆に何となく嫌悪感を感じてしまったりするように、
DMを始めとする広告物は、ファーストインプレッションが非常に重要です。

人付き合いにおいては、必ずしも始めの印象通りではなく、良い意味で期待を裏切られ、
話し込むうちに意外な人と意気投合したりすることもありますが、
DMなどの広告物では、一瞬で「らしさ=価値」を伝える必要があるのです。

想定するターゲット層、訴求したい商品・企業イメージ、社内の雰囲気や社員・スタッフの方々の人柄…など、私たちは、その企業・店舗の「らしさ」をしっかりヒアリングし、感じ取った上で企画・制作させて頂くことで、反応にズレのない効果的なDMになると考えています。