注文住宅のカタログを制作しました。
少し前になりますが、
兵庫県・大阪府を拠点に、戸建て分譲や注文住宅を手がけられている企業様の
「注文住宅用カタログ」を制作させていただきました。
「注文住宅」というと、価格や条件面で手の届かないイメージが先行してしまいます。
そんな中で、いかにお客様に価格面と品質に対する信頼感を持っていただき、
「私たちも注文住宅で建てられるかも!」
という想いを持って「自分ゴト化」できるような企画構成を
考えるところからスタートしました。
まずはしっかりヒアリング
社長様をはじめ、広報のご担当者やインテリアコーディネーター、
現場作業に関わる方々も交え、家づくりに対する思いや品質素材へのこだわり、
デザインやお客様とのエピソードなど、
様々なお話をヒアリングさせていただきました。
これまでの施工実績のお写真や現場も見せていただき、
偏りなく様々なスタイルの家に対応し、
お客様それぞれのご要望に応えた家づくりをされていることに
とても驚きました!
純和風のお屋敷から、無垢の家、
カントリー調やモノトーンのシックな家など…
できるだけ幅広いトーンの実績写真を掲載しました。
お客様との打ち合わせ風景の撮影
事前に許可を取っていただいたのですが、
そのご夫婦がまた、写真映えする美男美女でビックリ!!
モデル顔負け、美男美女の新婚ご夫婦。
新居での夢や想いが溢れ、
キラキラと輝く笑顔のとても素敵なカットを撮影することができました。
続いて、モデルルームの撮影
さすがは、インテリアコーディネーターの腕の見せ所。
ニッチや水廻りの小物使いや壁紙の使い分けなども、センスがキラリと光ります。
最後に、断熱・耐震などについても画像や図を交えながら
しっかりと説明を加えました。
前回の「デザインと紙と選ぶこと」でも書きましたが、
「家づくりに関わる人びと」の温かみを伝えるため、
紙質は少しざらついた触感で黄味がかったナチュラル感のある
「ヴァンヌーボー」という紙で印刷しました。
お問い合わせのほとんどが、インターネットを通じた資料請求だそうです。
まずは、このパンフレットを手にした方が、
「この会社の話をもっと詳しく聞いてみたい!」
と思っていただき、直接会ってお話をする機会を生み出すこと。
つまりこのパンフレットは、
顔の見えないインターネットという壁を超えて、
「人」と「人」を結ぶ重要な役割。
その後も、別企業様のマンションや戸建て分譲のチラシ、
住宅カタログを作らせていただいておりますが、
どれもそれぞれの担う役割を意識して制作することで、
消費者のニーズと企業の想いが繋がると思うのです。