「会社案内」の写真選びでつまずく3つの理由。
「会社案内」の素材収集とは、会社案内を作成する際に必要な画像や図、
イラストなどをあらかじめ準備したり、撮影手配をしたり、
イラスト・マップなどの作成の段取りをしたりすることです。
連載ブログ【「会社案内」をつくる。】の
【「会社案内」を効率的に作る5ステップ〈準備編〉】でもお伝えした通り、
実は、「会社案内」の素材収集でつまずく企業様が一番多いのです。
大切なのは、まず「準備できる素材」と「準備できない素材」を明確に洗い出すこと。
つまずくポイントとしてよくあるケースをいくつかご紹介します。
1.Web用の画像しかない!?
「ホームページの画像を使ってください」と言われることが度々あります。
見た目は同程度のサイズでも、ホームページと印刷物では解像度が異なり、
同じ画像を使うと大きく荒れてしまうことがあります。
解像度の高い画像をホームページで使用する場合は、
容量を軽くすることができますが、その逆はできません。
結局、もう一度写真を取り直し、余計な費用がかさんでしまうことも…
もし、その画像が使用できるかどうか不安な場合は、
事前に制作会社(当社)に確認して頂ければと思います。
2.知らないうちに、著作権侵害!?
ご希望の構成イメージや画像イメージをお送りいただく際、
インターネットで検索して見つけた画像をそのまま流用されていたり、
同じ様なイメージの画像を入れて欲しいというご要望を受けることがあります。
インターネットで検索して、いくらイメージにぴったりの画像があったとしても、
基本的に著作権フリーの画像以外は、全て使用することはできません!
会社の顔である「会社案内」で著作権を侵害する訳にはいきませんから、
その場合は、次の様な方法をとります。
・お送り頂いた画像イメージに類似したフリー素材を探す
・イメージに合う有料素材を探す
・イメージを元に撮影をする(モデル手配・商品撮影・風景撮影など)
3.自分で撮影できる!?
制作途中段階で、画像を入れる予定の箇所にはダミー画像を入れて対応したり、
グレーの四角を置いた状態で進めることは良くあることです。
しかし、校正も進み、制作工程がどんどん進む中、
締切間近になっても、一向にクライアント様からの素材提供がないーーー!!
ということがあります。
担当者様ご自身で、もしくは自社で撮影できるだろう、と安易に考えていたものの、
いざ、思った様な写真が撮れない…、スケジュールに間に合わない…、
という状態のままズルズルと先延ばしになってしまうのです。
撮影が必要な場合は、思い切ってプロに任せましょう!
社長や社員、スタッフの人物写真、社内や工場の躍動感のある写真、
商品写真や物件写真など、全て会社の第一印象を決める重要な役割を担っています。
社長や社員の表情一つとっても、会社のイメージを大きく左右します。
また、商品写真や物件写真などに至っては、売上にも大きく影響します。
Webと違って印刷物に掲載する写真は目に留める時間も多く、
画像の質と内容に特に注意を払う必要があります。
撮影依頼をすることも考えると、大阪・神戸・京都・奈良などの関西圏の企業様は、
できる限りフットワークの軽い、近郊のデザイン会社に依頼するのが良いでしょう。
当社は大阪のデザイン会社ですが、デザイン知識・経験の豊富なカメラマンが、
代表者や社員の撮影、躍動感ある社内風景、商品・物件撮影まで
大阪・神戸・京都・奈良をはじめ、全国何処へでも撮影に伺います。
特に人物撮影には定評で、東京からのリピーター依頼も多く承っております。
【まとめ】
・Web用の画像を使用する際は要注意!解像度を確認!
・画像を使用する場合は、著作権について要確認!
・撮影はプロに任せて「質の高い会社案内」にしましょう!
・準備できない画像については、早めに撮影手配をしておきましょう!